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X線撮影(画像診断)

画像診断は、画像を利用してがんの状態を簡単に把握できるので、必ず行われます。

その中でも、X線を使うものが、レントゲンCTスキャンです。

レントゲンは、大まかな概要を掴むためのもの、そして、CTスキャンは、詳細を把握するためのものと思っていただければ良いでしょう。

レントゲン撮影は、がんに限らず、私たちが普段医療機関を受診する際、最も一般的に使われる画像診断です。

一枚の撮影に数秒しかかからないので、負担が少なく、そういった意味で、大人も子供も抵抗なく利用することができます。

一方、CTスキャンは、もっと大掛かりなものになります。

撮影機材の規模は大きく、私たちは寝た姿勢で撮影してもらうことになります。

それだけではなく、より細かく画像を写すために、造影剤というものを注射されるので、小児がんが疑われる子供には、抵抗があるかもしれません。

最近、特に問題となっているのは、放射線被ばくのことです。

少なくとも、東日本大震災後、「被ばく」ということに敏感になった人が急激に増えました。

しかし、CTでの診断が必要な人もいるので、この点はどうしようもないのでしょう。

最近では、子供に対してX線の量を調節したり、また、画像装置を子供向けに装飾することで、子供の不安を取り除きながら撮影に臨むケースが増えてきています。

安心して画像診断を受けられる準備は整っているものと思われます。

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