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理学所見(診察診断)

理学所見は、がんの疑いを持って医療機関を受診した時の最初のステップで行われます。

ここでは、自分の症状を具体的に医師に話し、そこから触診などに移っていきます。

言うまでもなく、自分の症状を正確に伝えることから始まります。

医師は、患者から症状を聞いて、様々な診察を行います。

触診では、大まかに腫瘍の疑いなどに気付くことができ、今後の検査方法決定のための参考資料を得ることになります。

そのほかにも、必要に応じて、視診(体を直接見ながらの診察)、聴診(聴こえ方をみながらの診察)など、診察室でできる範囲のことを出来る限り行います。

基本的な治療及び検査方針を決めるので、例えこの段階で何もわからなくても、とても大切なステップといえるでしょう。

また、診察を受ける中で、患者は、その医師や医療機関に対する評価を下すこともできます。

診察で、病院側の態度に問題があれば、別の医療機関を受診し直してもいいので、理学所見の場は、患者が自分の生命を委ねる場所を判断するための機会ともいえるでしょう。

初診の時には特に、心と体に余裕があれば、過去の病歴や、そのほかに気付いたことをまとめておくといいと思います。

自らの問題解決のために、最低限の準備をしておくと、そこから先の検査がスムーズに行くようになります。

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