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小児がんとは?

小児がんは、15歳未満の子供がかかるがんのことです。

しかし、細胞が異常をきたして、しかもそのまま増殖するにはあまりに年が若すぎ、恐らく、大人のがんとは違う原因もあって発症するものと思われます。

大人であれば、生活習慣の乱れが、がん発症に直結することが大変多くあります。

原因は特定されていませんが、喫煙者のがん発症率は高く、また食生活の乱れも、がんを誘発する一因になります。

しかし、子供には、そういった生活習慣の問題がないことが多いので、その点からも、大人のがんとは異質のものといえるでしょう。

それ以外に特徴的なのは、大人のがん患者には「癌」が多く、胃がん、肺がん、女性では子宮がんなどが一般的には考えられますが、子供の場合は、「」よりも「肉腫」系統のがんが圧倒的に多いことです。

この違いは、前述の、生活習慣の関連性の有無にも関わりがあるのかもしれませんが、原因は特定されていません。

子供に多いがんは、第一位が白血病で、造血器の病です。

次いで多いのが、脳腫瘍、脊髄腫瘍、悪性リンパ腫などで、いずれも「肉腫」或いは「造血器のがん」であり、各部位の表皮ががん細胞に侵されるケースではありません。

しかし、元来化学療法は肉腫の治療には有効とされているので、子供ががんにかかっても、現在の医学では、大人のがんよりもむしろ治療法の手段が多いとも言え、その点では恵まれているのかもしれません。

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